2015年3月5日木曜日

トロチュー発表会

こんにちは。

昨日3月4日に「トロチュー発表会」を開催しました。
オーケストラでは、トロンボーンとチューバはひとくくりにして「トロチュー」として扱われることが多く、パート練習も合同で実施しています。「トロチュー発表会」とは、トロンボーン・チューバ合同のソロ発表会で、毎年1回、3月に開催しています。

オーケストラでは、華やかなイメージがなきにしもあらずなトロンボーンでさえソロが回ってくることはめったになく、チューバではなおさらです。チューバにソロがあるオケ曲は、有名どころではマーラーの交響曲、ムソルグスキー(ラヴェル編)「展覧会の絵」、バルトーク「管弦楽のための協奏曲」、ガーシュウィン「パリのアメリカ人」といったところでしょうか。それ以外の曲でも、コントラバス、ファゴット、トロンボーンといったほかの低音楽器と協同でメロディーを担当したり、また、ベースラインがメロディックに書かれていたりすることも多いので、メロディーを吹く機会は案外あるのですが、それについてはまたの機会にお話ししましょう。ただ、「案外ある」とはいえ、ほかの管楽器に比べてソロやメロディーを演奏する機会が少ないのもまた事実ですが……。

昨日の発表会では、日頃あまりソロが回ってこない鬱憤を晴らすかのように(?)、トロンボーン・チューバのパート員はそれぞれ練習の成果を披露してくれました。ピアノ伴奏の曲あり、無伴奏の曲あり、各自が自分の気に入ったソロ曲を演奏する、多彩な発表会でした。選曲や演奏に、その人の人となりが表れるのはおもしろいですね。

発表会中の写真は撮り忘れたので、発表会後コンパの写真を掲載しておきます。

発表会後コンパの様子

今回の担当者 H

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