2015年3月26日木曜日

197期全体合宿

前回の投稿と日付が前後しますが、3月20日~22日、滋賀県の和邇にて197期全体合宿が行われました。

京大オケでは定期演奏会に向けた練習期間を「期」と呼んでおり、第197回定期演奏会に向けた練習期間が「197期」ということになります。全体合宿を以って「期」が始まり、これ以降毎週、総練・分奏・パート練習が行われます。
全体合宿では、総練・分奏・パート練習・コンパのほか、パート企画というコーナーがあります。他パートは、パート企画としてゲームに興じて親睦を深めたり、アンサンブルの初見大会をしたりしているようです。Tubaパートは最近「特に何もしない」がパート企画の定番になりつつあったのですが、それではさすがに、ということで、今回はトロンボーンと合同で全調スケールを30分、その後テューバ単独でロングトーン等の基礎練習を30分しました。パート企画残りの2時間は結局「自由行動」でしたが……。ひとりひとりがわりと自由に、やりたいようにやれるのが京大オケTubaパートの特徴かもしれません。あ、仲が悪いというわけではありませんよ。

今後、定期演奏会に向けて、パート員一同練習に励んでまいります。


今回の担当者 H

2015年3月25日水曜日

京大卒業式

こんばんは。

昨日は京都大学の学部卒業式でした。「自由の學風」を誇る我が京大の卒業式といえばコスプレで有名ですが、実際のところコスプレして参加している人は(たぶん)それほど多くありません。しかしコスプレする人の発想やクオリティが際立っているために印象はかなり大きいものがありますね。

そんな京大卒業式ですが、我々京大オケは今年も演奏で参加しました。卒業式演奏のメンバーは、卒業生を中心に組むのが恒例となっています。テューバからは私が参加しました。
曲目は、
・『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第一幕への前奏曲(開式前)
・京都大学学歌(伴奏)
・蛍の光(伴奏)
・エンドレス蛍の光(卒業生退場曲)
でした。「マイスタージンガー」は、演奏旅行やジョイントコンサートでも演奏しており、私もこの曲を京大オケの本番で吹くのは今回で32回目ですが、なかなか難しいものです。
今回の演奏を限りに大学を卒業して京大オケを去る人も多く、特に、何度も本番をともにしたトロンボーンの4回生と本番で吹くのはこれで最後かと思うと感慨深いものがありました。気心の知れたメンツと演奏する安心感というのは間違いなくあります。そういったものを築くにはある程度時間は必要ですが、京大オケではそれだけの時間がありますし、安心感や信頼感も醸成されやすいのではないでしょうか。一緒に演奏したいと思える人と演奏できるのは幸せなことです。
そうそう、「マイスタージンガー」の練習番号J(ダブルベース・ファゴット・テューバで主旋律を担当する箇所です)の前にダブルベースの某同回生と目が合ったのも嬉しかったですね。

パートブログのはずが、完全に私個人の感想文となってしまっていますね(笑)。すみません。
無事に学位をいただけたので私も卒業です。お世話になった皆さん、ありがとうございました。

卒業式準備中(みやこめっせにて)

もうすぐ本番

今回の担当者 H

2015年3月18日水曜日

春の金管合宿

こんばんは。本日2回目の投稿です。卒団式の記事はもっと早くアップしたかったのですが、卒団式翌日から合宿だったもので……。今回はその合宿についてです。

金管合宿は、京大オケ金管セクションで年に2回実施している合宿で、アンサンブルの練習と発表会を行います。今回は3月16日~18日、琵琶湖畔の和邇にて実施しました。好天に恵まれ、暖かい気候だったので、アンサンブルの練習がない時間には屋外で吹くこともできました。
アンサンブルの形態は、金管五重奏やホルン四重奏、トロンボーン四重奏などさまざまです。金管五重奏のテューバの需要に対してパート員の人数が少ないので、一人で複数のアンサンブルをかけもちするパート員もいます。誰とアンサンブルを組むか、どんな曲を演奏するかは自由なので、各自が気に入った曲を練習し発表します。
2日目に開催した発表会では、それぞれその練習の成果を見せてくれました。10分以上ある大曲に挑んだり、演出を工夫したりと、みんなの「この曲が好き」という思いがよく出ていたように思います。
夜のコンパも盛り上がり、セクション員の親睦を深めることができました。

山と湖と

今回も担当者 H(そろそろほかのパート員にも記事を書いてもらはうと思ひます)

卒団式

こんにちは。

さる3月15日に京大オケの卒団式が開催されました。卒団式とは、学部4回生・修士2回生の団員の卒業・修了を祝う行事です。現4回生が運営を担当した第193回・第194回定期演奏会の曲目を演奏した後、卒業証書の授与が行われました。
今年は、Tubaパートから私も含めて2人が学部を卒業することになりました。2人とも進学して大学には残るので、卒業するという実感はさほどありませんが、それでもやはり他パートの4回生でいなくなる人も多いと思うとさびしいものです。
かつて定期演奏会で演奏した曲目を、かつてのメンバーとともにいま再び演奏すると、当時の記憶や感情がよみがえってきます。よいことも悪いこともです。休符やTacetの間、いろいろと思い出していました。音楽と記憶というのは密接に結びついているのかもしれませんね。
いろいろと思い出した結果、京大オケで4年間過ごせてよかったという結論に達したので、春から京都で学生生活を送るという人には京大オケをお勧めしたいと思います(笑)。

グリーグ「『ペール・ギュント』より」の演奏中

トロチューセクション

今回の担当者 H

2015年3月5日木曜日

トロチュー発表会

こんにちは。

昨日3月4日に「トロチュー発表会」を開催しました。
オーケストラでは、トロンボーンとチューバはひとくくりにして「トロチュー」として扱われることが多く、パート練習も合同で実施しています。「トロチュー発表会」とは、トロンボーン・チューバ合同のソロ発表会で、毎年1回、3月に開催しています。

オーケストラでは、華やかなイメージがなきにしもあらずなトロンボーンでさえソロが回ってくることはめったになく、チューバではなおさらです。チューバにソロがあるオケ曲は、有名どころではマーラーの交響曲、ムソルグスキー(ラヴェル編)「展覧会の絵」、バルトーク「管弦楽のための協奏曲」、ガーシュウィン「パリのアメリカ人」といったところでしょうか。それ以外の曲でも、コントラバス、ファゴット、トロンボーンといったほかの低音楽器と協同でメロディーを担当したり、また、ベースラインがメロディックに書かれていたりすることも多いので、メロディーを吹く機会は案外あるのですが、それについてはまたの機会にお話ししましょう。ただ、「案外ある」とはいえ、ほかの管楽器に比べてソロやメロディーを演奏する機会が少ないのもまた事実ですが……。

昨日の発表会では、日頃あまりソロが回ってこない鬱憤を晴らすかのように(?)、トロンボーン・チューバのパート員はそれぞれ練習の成果を披露してくれました。ピアノ伴奏の曲あり、無伴奏の曲あり、各自が自分の気に入ったソロ曲を演奏する、多彩な発表会でした。選曲や演奏に、その人の人となりが表れるのはおもしろいですね。

発表会中の写真は撮り忘れたので、発表会後コンパの写真を掲載しておきます。

発表会後コンパの様子

今回の担当者 H

2015年3月3日火曜日

次回演奏会のお知らせ

こんにちは。

ブログを立ち上げたはよいものの、京大オケは現在オフ期間で、これといってお伝えできるような活動もなく、当パートのメンバーは、個人練習をしたり、バイトに明け暮れたり、ふらりと旅に出たりして、思い思いに過ごしているようです。

さて、京大オケの次回の定期演奏会のお知らせです。

【京都大学交響楽団第197回定期演奏会】

○客演指揮:篠崎靖男

○曲目:
・N.リムスキー=コルサコフ
「皇帝の花嫁」序曲
・F.シューベルト
交響曲第7(8)番 ロ短調 「未完成」
・S.プロコフィエフ
交響曲第5番 変ロ長調

○日程・会場:
・西宮公演
2015年6月16日(火)
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

・京都公演
2015年6月18日(木)
京都コンサートホール 大ホール

○チケット価格:未定

テューバの出番ももちろんあります(笑)。ご期待ください。
さらなる詳細が決定すれば当ブログでもお伝えしたいと思います。


今回の担当者 H