2015年5月31日日曜日

初夏の金管発表会

こんにちは。

昨日5月30日に初夏の金管発表会が開催されました。京大オケ金管セクションでは、金管合宿も含めて年に4回アンサンブルの発表会を催しています。
今回の発表会では、金管五重奏をはじめ、ホルン四重奏やトランペット三重奏、トロンボーン四重奏などの演奏が披露されました。そして、初夏の発表会恒例となっているテューバ二重奏もやりました。

一回生にとっては入団してから初めての発表会ということで、緊張している様子も見受けられましたが、アンサンブルを楽しめたという感想も聞かれました。

今回私はC管とF管の両方を使用したのですが、会場までの移動の際、ソフトケースに入れたC管を背負いハードケースに入れたF管を右手に持ちながら自転車に乗るという方法を採りました。歩くよりは速いですが、危険なので推奨はしません(笑)。楽器を2本運ぶときにどうするかは研究の必要がありそうです。できればC管だけで済む曲のほうが……。

初夏の発表会恒例のテューバ二重奏

今回の担当者 H

2015年5月28日木曜日

5月来箱

こんにちは。

5月26日・27日に来箱が実施されました。篠﨑先生とホールで練習するのは約1か月ぶりです。この1か月でオケの演奏も次第に進歩してきたなと感じました。
26日は京都市外の大きめのホールを利用できたので、広い空間を響かせることを意識して練習できました。舞台を広く使えるのも市外ホールのメリットです。市内の小さめのホールで3管編成、さらにピアノ等の特殊楽器が加わると、スペースがかなり厳しく、舞台チーフをいつも悩ませています。
Tubaパートとしては、下手配置にもようやく慣れてきたといったところです。自分たちのやりたい演奏を出せるようになってきました。

本番まであと約3週間ですが、お客さんに愉しんでいただける演奏を目指して練習に励んでまいります。


26日
26日 市外ホール


27日
27日 市内ホール

今回の担当者 H

2015年5月24日日曜日

Tubaと移動

こんばんは。前回の記事から2週間空いてしまいました。もちろんオケの活動は普段どおりあったのですが、あまりに普段どおり通り過ぎて特段書くこともなかったので……。

今回はTubaを持って移動するときのお話です。

Tubaの特徴としてよく言われるのが「大きい、重い」で、重さのほうは慣れればまったく問題にならないのですが、如何ともしがたいのはその大きさです。Tubaはどうやっても折り畳めないので、楽器を持って移動するときには幾分の苦労を伴います。
オケの公式の練習の際は、2tトラックに積んで運ぶ(そのトラックも結局は自分たちで運転するわけですが……)ので大丈夫なのですが、それ以外の際、例えば学外でアンサンブルの合わせがあるとか、楽器をメンテナンスのために楽器店まで持って行くとか、そういうときに楽器とともにどうやって移動するかは我々にとってなかなか頭の痛い問題です。

近場なら、ソフトケースに入れたTubaを背負って自転車で移動します。これをやると肩が凝ります。しかし頻繁にタクシーを利用するわけにもいかないので……。
それ以上に楽器本体や周囲に気を遣わなくてはいけないのは公共交通機関を利用する時です。京都市バスに乗るときは混雑する時間帯や便を避ける必要があります。観光客で終日混んでいる時季はバスでの移動は諦めざるを得ません。鉄道を利用するときも、利用者の多い優等列車(私鉄の特急やJRの快速)を避けて各停に乗ったり、比較的スペースに余裕がある編成の最後尾に陣取ったり。関西の鉄道の特徴としてよく言われるクロスシート車輛も、普段利用する分には快適ですが、Tubaとともに利用するとなると、やはり通路が広いロングシート車輛のほうがよいです。私鉄はクロスシート車輛でも車端部にロングシートがあるのですが、関西圏のJRのクロスシート車輛(221系・223系・225系)はオールクロスシートなので乗務員室の近辺に乗ることになります。いずれにしても、楽器本体に疵がつかないようにするのはもちろんのこと、周囲の利用者に迷惑をかけないようにしなければなりません。まあ、うちのパートには、北海道演奏旅行網走公演から寝台列車などを利用して、楽器とともに京都まで帰ってきたつわものもおりますので、それに比べたら関西内での移動はかわいいものかもしれません。

Tuba自体はオケの中ではさほど目立たない楽器ですが、Tubaを持って公共交通機関で移動する姿はかなり目立つもので、「それ何入ってるんですか?」「重いでしょう!大変やね」などと話しかけられることもしばしばあります。公共交通機関での移動は、Tubaという楽器の宣伝を兼ねていると言えなくはないでしょう(?)。


ハードケース
ハードケースで移動

南海電車
ソフトケースでロングシート車輛に乗る(南海電車)

今回の担当者 H

2015年5月9日土曜日

チケット発売

こんばんは。

明日5月10日から京都大学交響楽団第197回定期演奏会のチケット販売が開始されます。
チケットをお求めの方は、お近くの京大オケ団員にお問い合わせいただくか、京大オケチケット販売ページをご覧ください。

以下演奏会の詳細です。

【京都大学交響楽団第197回定期演奏会】

○客演指揮:篠﨑靖男

○曲目:
・N.リムスキー=コルサコフ
歌劇『皇帝の花嫁』序曲
・F.シューベルト
交響曲第7(8)番 ロ短調 「未完成」
・S.プロコフィエフ
交響曲第5番 変ロ長調

○日程・会場:
・西宮公演
2015年6月16日(火)
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

・京都公演
2015年6月18日(木)
京都コンサートホール 大ホール

両公演とも 開場18:00 開演19:00

○チケット価格
S席 1,500円
A席 1,000円
(S席・A席ともに全席事前座席指定)

京都公演助成 公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団


『皇帝の花嫁』序曲とプロコフィエフ交響曲第5番はTubaの出番があります。ご期待ください。
皆さまのご来場心よりお待ちしております。


今回の担当者 H

2015年5月8日金曜日

テューバかチューバか、それが問題だ

こんにちは。

我々の吹いている楽器ですが、かな表記しようとすると厄介な問題が生じます。

テューバ?それともチューバ?

結論を言ってしまうと、どちらでもよいわけで、大多数の方にとっては取るに足らない話でしょうが、楽器名を書く機会が多い我々にとってはそう簡単にはいきません。

「チューバ」という表記が一般的かと思いますが、「テューバ」という表記にこだわる人もいます。「テューバ」のほうが英語での発音 /t(j)úːbə|tjúː‐/ (左が米国の発音、右が英国の発音)に近いので公式的なイメージがありますが、発音しにくいのが缺点です。国語辞典などの辞書類には「チューバ」を見出しに掲げていることが多い気がします。
私は「テューバ」と書いて「チューバ」と読むことが多いですが、一定しているわけではありません。当ブログのほかの記事を見ていただくと、表記が混在していることがわかると思います。

この問題を一挙に解決する方法が、アルファベットで「Tuba」と表記することです。「Tuba」と書いてしまえば、かな表記など気にする必要はありません。そういうわけで、当ブログのタイトルもその表記を採用しています。

「Tuba」と表記するもう一つの利点は、世界中の大勢の人に、最低音金管楽器を表しているとわかってもらえることです。参考に諸言語でTubaをどう表記するかを挙げます。

英:tuba
ドイツ:Tuba
イタリア:tuba
フランス:tuba
スペイン:tuba
ポルトガル:tuba
オランダ:tuba
デンマーク:tuba
フィンランド:tuuba
ノルウェー:tuba
ギリシャ:Τούμπα
ロシア:туба
アラビア:توبا
タガログ:pakakak
エスペラント:tubjo
中国:大號(大号)

格変化や単数形・複数形の別はよく知りません。まあ違うものもあるにはあるのですが(笑)、Tubaが広く通用する表記であることはご理解いただけると思います。ほかの金管楽器の、horn、corno、trompa とか、trumpet、Trompete、tromba とか、trombone、Posaune のような言語による違いは、Tubaでは発生しません。これは楽器の歴史の長さを反映しているわけですが、それはまたいずれ。


今回の担当者 H


2015年5月3日日曜日

新学生集会所

こんばんは。ゴールデンウィークはいかゞお過ごしでしょうか。

先日、京大オケの新BOXが入る「新学生集会所」がついに姿を現しました。

新学生集会所
東山近衛より新学生集会所(右の白い建物)を望む

第一印象は「白いな」でしたが、なかなかシックな建物になっています。建て替え前の旧学生集会所の面影がどことなく感じられます。
ちなみに旧学生集会所は下写真のような立派な木造建築でした。

旧学生集会所(2013年8月)

完成間近の新学生集会所、内装も楽しみです。


今回の担当者 H